Thomas Parr 年譜
1483.2 トーマス・パーは、サロップ地方、シュロップシャー州のシュルスベリーから10マイル程離れた、アルバーバリー地区の小さな村ウイニングトンで、ジョン・バーの息子として生まれる。 1500 17歳 ロートン城の近くへ奉公に出る。 1518 35歳 父親の他界に際し小作農地を相続。 1543 80歳 ジョン・テーラー(Jhon Taylor)の娘、ジェーン・テーラー(Jane Taylor)とはじめての結婚。この結婚生活は32年間続く。 1588 105歳 キャサリン・ミルトン(Katharine Milton)という女性との間に不義の子をもうけたとの理由でアルバーバリー教会の会衆の面前で白衣をまとい、ざんげをさせられる。 1595 112歳 妻、ジェーン死去 1605 122歳 ジョン・ロイド(John Lloyd)の娘でアンソニー・アダ(Anthony adda)の未亡人、ジェーン(Jane)と再婚。 1613 130歳 130歳で農作業をしていると、トーマス・パーの壮健ぶりが、うわさがうわさを呼び、その地方では有名であった。 1635 152歳 伯爵式部官トーマス・ハワード(Thomas Howard)は、驚くべき長寿のトーマス・パーの噂を聞き、彼をロンドンに連れて行き国王に見せようと思い自分の保護下に置きました。
この年、馬2頭と寝台車をトーマス・パーのために用意しロンドンに向けて出発しました。
一行は、ロンドンまで150マイルを2〜3週間をかけて旅をしました。ケリー氏は行く先々で次第に増える見物人を整理するのに忙しかった。152歳のトーマス・パーを一目見ようと無秩序に群集が詰め掛けほうほうのていで一行は、ロンドンに到着した。
1635.9 国王、チャールズ一世(Charea 1)に拝謁する。宮殿を下がってからも、ロンドン滞在中は、152歳の彼の長寿にあやかろうとする人々に囲まれ、あたかも見世物のようであったという。
1635.11.14 アンデルセン伯の館で死去。死因は暴飲暴食の挙げ句の食べ過ぎであった。
彼はウェストミンスター寺院の有名な詩人シェークスピアの眠る(Poet Corner)の一隅に埋葬された。現在も寺院で墓碑をみることが出来る。
以下はその墓碑に刻まれた言葉である。
ウエストミンスター寺院
Thomas Parr の墓標
サロップ地方のトーマス・パー 1483年に生まれる。
10代の王の時代を生きる。すなわち
キング・エドワード4世、
キング・エドワード5世、
キング・リチャード3世、
キング・ヘンリー7世、
キング・ヘンリー8世、
キング・エドワード6世、
クイーン・マリー、
クイーン・エリザベス、
キング・ジェームス、
そして、キング・チャールズ。
享年152歳、1635年11月15日 ここに埋葬される。
もっと詳しく知りたい方は、「健康長寿ミュージアム」ヘ
http://www.pdfworld.co.jp/museum/